栃木県宇都宮市
栃木県宇都宮市で暮らす
栃木県宇都宮市の住みやすさをまとめました
目次
栃木県宇都宮市はどんなところ?
栃木県の県庁所在地であり、自然豊かな環境と都市部の利便性を兼ね備えた街『宇都宮市』
栃木県のほぼ中央にあり、面積は約416.85平方kmです。
北側は塩谷町と、東側はさくら市・高根沢町・芳賀町と、南側は真岡市・上三川町と、西側は壬生町・鹿沼市・日光市と隣接しています。
人口は約51.3万人、世帯数は約23.6万世帯です。(2023年8月時点)
関東平野の中北部に位置し、東京からの距離は北に約105kmです。
宇都宮市の東部を鬼怒川が流れ平野部が広がり、北西部は戸祭山などの山々が連なる地域となっています。
地名の由来は鎌倉時代まで遡り、下野国を地盤に活動した当主藤原宗円が、鎌倉幕府の中枢にあり治政をあげ、宇都宮氏を名乗ったことから名付けられました。
江戸時代には本多正純が城下町を整備し宇都宮城は関東七代名城と呼ばれ栄えていました。また、日光東照宮の造営を機に、日光・奥州両道の分岐となる宿場町として賑わい、「小江戸」と呼ばれるほど繁栄していました。
明治期である1896年、市制を施行し宇都宮市が誕生しました。
昭和期の高度経済成長期には、大規模な工業団地である宇都宮工業団地や清原工業団地などが整備され、関東でも屈指の工業都市として発展していきました。
1984年には「宇都宮テクノポリス」に指定されると、先端技術産業を中核とした、産・学・住が有機的に結ばれたまちづくりが進められていきました。
平成に入ると、作新学院大学、帝京大学理工学部などをはじめとする大学が続々と開校していき、文教都市としても名を馳せる地域となりました。
現在の宇都宮市は、栃木県の政治・経済・文化の中心地として都市化された街並みがありながら、一歩郊外へ出れば自然とふれあえる環境も備えた豊かな住環境を持つ近代都市として発展しています。
宇都宮と言えば「餃子の街」として定着してある通り『宇都宮餃子』をはじめとするご当地グルメが有名で、市内には多くの餃子専門店があり、餃子の食べ歩きを楽しむ観光客も多くみられます。
交通面では、1972年に東北自動車道が、1982年には東北新幹線が開通し整備が進められてきました。
近年では、2011年に北関東自動車道が全面開通し、南北・東西への移動がスムーズになりました。
更に2023年8月26日には、路面電車としては75年ぶり、全線新設LRTとしては国内初となる次世代型路面電車システム「LRT(Light Rail Transit)」の『宇都宮ライトレール』が開業し、ますます注目を集める地域となりました。
宇都宮市内には観光スポットも多数あります。
『大谷資料館』は、深さ30m・広さ約2万㎡もの大谷石の地下採掘場跡で、施設内は真夏でもひんやりしており、ライトアップされた館内は幻想的な地下空間となっています。
その異質な風景は観光客に人気なのはもちろん、コンサートや美術展が開かれたり、映画やドラマの撮影にも頻繁に使用されれいます。
『道の駅うつのみやろまんちっく村』は、農と食をテーマにした滞在体験型ファームパークで、46haの広大な敷地には、ドッグランや温泉、プール、宿泊施設なども完備しておりファミリーやペット連れでも一日中遊べる人気観光スポットです。
ろまんちっく村のほど近く、約1㎞東にある『宇都宮動物園』は、自然と動物とのふれあいを楽しめるスポットです。約90種類の生き物とふれあえたり、小さいながらも観覧車やジェットコースターなどを楽しめる遊園地も併設している人気施設です。
『とちのきファミリーランド』は、東武宇都宮線「西川田駅」から徒歩10分の位置にあり電車でもアクセス可能な施設で、幼児向けの乗り物が豊富な施設で、さらに入場料が無料で乗り物ごとに券を購入するスタイルなためお安く遊ぶことができる事でも人気です。
栃木県宇都宮市のPR動画
【宇都宮市】ブランドムービー「ほんとに宇都宮」愉しむ魅力編
【宇都宮市】ブランドムービー「ほんとに宇都宮」風格ある都市の魅力編
【宇都宮市観光PRムービー】RIGHT NOW! UTSUNOMIYA
栃木県宇都宮市の交通事情はどう?
JR宇都宮駅を中心に、東北新幹線や在来線、バスなど公共交通機関が充実し、交通が整備された街『宇都宮市』
宇都宮市には、東京都や神奈川まで走るJR宇都宮線があり、東北本線・湘南新宿ライン・上野東京ラインに乗車することができます。駅は『宇都宮駅』『雀宮駅』『岡本駅』の3駅があります。
また、宇都宮から日光まで走るJR日光線があり、『宇都宮駅』『鶴田駅』の2駅があります。
他にも東武宇都宮線があり、『東武宇都宮駅』『江曽島駅』『西川田駅』『南宇都宮駅』の4駅があります。
宇都宮駅には新幹線が停車し、東北新幹線・山形新幹線・秋田新幹線に乗車することができます。
宇都宮市には、2023年に宇都宮ライトレールが開通し日本初の既存路線の延伸・改良を伴わない全線新線による、次世代型路面電車システム(LRT)を活用したライトレール路線で、宇都宮駅東側の区間については、2023年(令和5年)8月26日に開業し、市内主要都市への移動がますます便利になりました。
その宇都宮ライトレールは、『宇都宮駅東口駅』『宇都宮大学陽東キャンパス駅』『駅東公園前駅』『清原地区市民センター前駅』『グリーンスタジアム前駅』『清陵高校前駅』『飛山城跡駅』『東宿郷駅』『平石駅』『平石中央小学校前駅』『峰駅』『ゆいの杜中央駅』『ゆいの杜西駅』『ゆいの杜東駅』『陽東3丁目駅』の15駅があります。
宇都宮市内には複数の国道が通っており、国道4号(陸羽街道、東京街道)・国道119号(日光街道、東京街道、大通り、桜通り)・国道121号・国道123号(石井街道、水戸街道)・国道293号・国道408号が通っています。
宇都宮市内からアクセスできる高速道路は、北関東自動車道の宇都宮上三川IC、東北自動車道の上河内SIC・日光宇都宮道路の徳次郎IC、そして東北自動車道と日光宇都宮道路に乗り入れができる宇都宮ICがあります。
宇都宮市内で利用できる路線バスは、関東自動車・ジェイアールバス関東が運行しています。また、成田空港や羽田空港へアクセスできる高速バス「マロニエ号」や、京都や大阪、名古屋などへアクセスできる遠距離バスも利用できます。
バスの本数が比較的多い。電車は新幹線が通っていたり、都内まで乗り換えなしで行くことができる点は良い。
JRと東武線の駅間に距離があり乗換えが不便です。朝夕の通勤ラッシュ時間帯は電車もバスも混雑する。
栃木県宇都宮市の家賃・住宅・土地相場はどう?
都心部に近い場所ほど高めですが、一般的に比較的リーズナブルな価格帯が多い街『宇都宮市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで7.5万円程度、2LDKで10.9万円程度です。
土地の平均坪単価は約26万円/坪程度となっています。
宇都宮市内は、一戸建てや分譲マンション、賃貸住宅などがバランス良く配給されている地域です。一戸建の内訳を見ると約過半数が注文住宅となっており比率は高いですが、分譲マンションもコンスタントに配給されており、選択肢は比較的多い地域と言えます。
独身からファミリーまで幅広い世帯を受け入れる住宅供給のある街です。注文住宅という選択肢もあり夢のマイホームも手にいて安い環境です。
栃木県内では家賃や土地価格などの住宅相場の高いエリアとなります。
栃木県宇都宮市の子育て・教育はどう?
子育て・教育施設は充実しており、保育園や公立・私立の幼稚園、小中学校、高校など多様な選択肢のある街『宇都宮市』
宇都宮市内には、保育園が78園、幼稚園が48園、小学校が70校、中学校が31校、高校が17校、短大・大学が13校、専門学校が32校あります。
『小児医療費助成』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。(一部対象外あり)
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
宇都宮市独自の支援制度も充実しています。
宇都宮市は、日本経済新聞社と日経BP社「日経xwoman DUAL」で実施している『共働き子育てしやすい街ランキング2021』において、総合編2位を獲得しました。
認可保育所の定員に余裕のある点や、園庭保有率、保育の質を保つための取り組みなどをはじめ、子育て世帯への経済的な補助の手厚さなど、様々な点で子育て世帯が住みやすい街づくりをしている点が評価されたものです。
子どもたちが行きたいときに気軽に行けて、大人の見守りのもと、宿題をしたり、食事をしたりしながら安心して過ごせる居場所である『宮っこの居場所』づくりを推進しています。
そのほかにも、妊娠や子育てに関する情報提供やレクチャーを受けられる「ママパパ学級」の開催や、生後4か月までの赤ちゃんを対象として、子育てに関する情報提供などを行う「赤ちゃん訪問」などで子育て世帯をサポートしています。
子育て施設や教育機関などが多く子育てしやすい環境です。
質の高い教育施設が少な目です。
栃木県宇都宮市のお買い物はどう?
ショッピング施設も充実しており、商業施設やショッピングモール、飲食店などが多数ある街『宇都宮市』
宇都宮市内には、百貨店やショッピングモール、スーパーをはじめとするお買い物施設が多数あります。
東武宇都宮百貨店は、東武宇都宮駅が乗り入れしている百貨店で、ハイブランドの衣料品や化粧品、デパ地下グルメやレストラン街など何でも揃う便利な百貨店です。
『FKDインターパーク店』は、北関東自動車道の上三川インターを降りてすぐにあり、アクセスも便利な大型ショッピングセンターです。スーパーや衣料をはじめ、映画館もありファミリーで楽しめる施設です。休日はかなり混雑しているので平日の日中行くのがおすすめです。
『ベルモールウエストサイド』は、イトーヨーカドーと専門店街のベルモールがつながっている大型のショッピングモールです。衣料品や雑貨、書籍や飲食店が利用できるほか、隣接する施設には映画館もあり、デートやショッピングに最適の施設です。
そのほか市内には、ヨークベニマル・たいらや・フードオアシスオータニなどを中心に約63店舗のスーパーがあり食料品のお買い物に便利です。
また、東武宇都宮駅からすぐの場所にある『オリオン通り商店街』は1948年に発足した歴史ある商店街で、全長280mにわたるアーケードの中に個性的なお店が多数入る、北関東でも随一の広域型商店街として人気です。
ショッピングモールやスーパーなどがたくさんあり、物価も全体的に低めです。
駅周辺を除くと郊外型の店舗が散在しているため車が無いと不便です。
栃木県宇都宮市の仕事・求人はどう?
仕事・求人情報も豊富で、製造業やサービス業、商業などさまざまな職種の求人がある街『宇都宮市』
宇都宮市内は、北関東でも有数の工業地帯として有名であり、鬼怒川の東岸に広がる清原工業団地をはじめ大小複数の工業団地を有しています。
産業別に見ると、飲料・食品・たばこ・化学工業などの割合が多くなっています。
製造関連の求人が比較的多くある地域と言えます。
またショッピングモールやスーパーなどの商業施設も比較的多くある地域のため、接客やサービス、飲食なども求人も期待できます。
宇都宮市は商業、製造業、教育・医療業、行政など様々な産業が盛んな都市です。多様な職種や業界が存在し、地域経済の活性化や雇用の創出に貢献しています。
宇都宮市は栃木県の中心都市であり、多くの人が働きたいと考える場所です。そのため、求人に対する応募者数が多く、競争が激しい状況があります。
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