栃木県高根沢町
栃木県高根沢町で暮らす
栃木県高根沢町の住みやすさをまとめました
目次
栃木県高根沢町はどんなところ?
自然に囲まれアウトドアライフが楽しめる施設が豊富な街『高根沢町』
栃木県の中央からやや東部の位置にあり、面積は約70.87平方kmです。
北側はさくら市と、東側は那須烏山市と、南側は芳賀町と、西側は宇都宮市と隣接しています。
人口は約2.8万人、世帯数は約1.2万世帯です。(2024年1月時点)
東京からおよそ100kmの距離にあり、町内は平地が大部分を占め、西部は商店街や住宅地が広がる中心部と、東部は八溝山系の丘陵が南北に連なり、中央部は町全体の約60%を占める広大な水田地帯が広がっています。
西南部には、皇室で用いられる農産物を生産していることで有名な「御料牧場」が立地しています。
地名の由来は所説ありますが、高原山のすそ野にある沢からきたという説や、14世紀後半にこの一帯を治めていた高根沢新右衛門藤原兼吉の名が地名になったという説などが有力です。
高根沢町は1958年に、北高根沢村と阿久津町が合併して誕生しました。
現在の町の中心地は、JR宝積寺駅周辺で、世界的に有名な建築家隈研吾氏が手掛けた『宝積寺駅舎』や『ちょっ蔵広場』など近代的な建造物があり町のシンボル的存在となっています。
また駅の西側には、鬼怒川の河川敷沿いに広大な敷地を誇る公園『鬼怒グリーンパーク』があり、スポーツやレジャーの場として、また町民の憩いの場として愛されています。
『道の駅たかねざわ元気あっぷむら』は、町道434号線沿いにある道の駅で、2020年にリニューアルオープンしたばかりのキレイな施設で、農産物直売所やレストランのある一般的な道の駅の機能に加え、温泉施設やクランプングができる宿泊施設、農作物加工体験や林業体験のできる施設なども完備しており複合型施設として人気です。
平成13年に町の指定文化財に指定された史跡『おだきさん』は、上高根沢の五行川低地の湧池を指し、清水に小魚が群れ泳ぎ流路に水草が茂る風景として、農水省の全国「疏水百選」にも選定された町を代表するスポットです。
栃木県高根沢町のPR動画
栃木県高根沢町PR動画「お米も、魅力も、てんこ盛り」
高根沢町たんたん祭り
元気あっぷむら 「Takanezawa Trailers BASE」
栃木県高根沢町の交通事情はどう?
電車やバスなどの公共交通機関が充実し、車以外の移動も快適な街『高根沢町』
高根沢町にはJR烏山線の『下野花岡駅』『仁井田駅』、そしてJR烏山線とJR東北本線に乗り入れができる『宝積寺駅』の3駅があります。
高根沢町の幹線道路は、町の東部の南北に縦断する国道4号線と国道408号線があり、多くの車が行き交っています。
高根沢町内で利用できる路線バスは、関東自動車が運行しています。
また、町独自の移動手段として、決められた区間内で利用者の希望する場所まで送迎する、デマンド交通システム(たんたん号)は、事前予約で1律1回100円で利用でき、町内の主要施設や病院から自宅間の送迎に利用できます。
近隣の宇都宮市まで電車でも車でも近い距離にあり便利です。
車を持っていないと、行動できる範囲が狭く不便に感じる場合があります。
栃木県高根沢町の家賃・住宅・土地相場はどう?
自然に囲まれた静かな場所で、広い敷地の物件も多い街『高根沢町』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで5.7万円程度、2Kで6.3万円程度です。土地の平均坪単価は約10万円/坪程度となっています。
高根沢町では一戸建て住宅が主流です。町の中心部や周辺地域には比較的広い敷地に建てられた住宅が点在しています。
広い敷地を持つ一戸建て住宅が多いため、比較的リーズナブルな価格帯で住居を見つけることができるかもしれません。自然が豊かな環境を求める方にとっては魅力的なエリアです。
マンションやアパートなどの集合住宅は少なく、郊外の住宅が一般的です。
栃木県高根沢町の子育て・教育はどう?
保育施設が充実し共働き世帯にも安心で、自然の中で子育てができる魅力な街『高根沢町』
高根沢町内には、保育園が7園、幼稚園が2園、小学校が6校、中学校が2校、高校が1校あります。
『こども医療費助成』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。(一部対象外あり)
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
高根沢町独自の子育て支援も充実しています。
『出産・子育て応援金』では、妊娠期間中5万円・出産後5万円の2回支給されます。
『NIKO♡NIKO子育てアプリ』も運営しており、子育てに関する情報を発信しています。
町が取り組む事業として他に、子育て家庭の交流の場、相談の場として、未就学のこどもと保護者の方が遊べたり、交流出来たり、子育てに関する相談ができる施設『子育て支援センターれんげそう』や子育ての手助けをしてほしい人とお手伝いをしたい人が、会員になり子育ての相互支援を行う『ファミリーサポートセンター』があります。
保育施設や児童館なども多く親子で遊べる場所や施設が充実しています。
高校以降の教育機関が少ないです。他の近隣エリアに比べると子育て支援も少なめです。
栃木県高根沢町のお買い物はどう?
元気あっぷむら「Sakura 2023」
スーパー・ドラッグストアから道の駅まで揃っており、日用品には困らない街『高根沢町』
高根沢町内は、大型のショッピングモールや百貨店などはありませんが、主要道路沿いを中心にお買い物施設が点在しています。
特に県道10号線沿いには、スーパーやドラックストア、ホームセンターや衣料品店が点在しており、生活必需品は一通り揃える事ができる環境です。
また、JRの駅が3か所ありますが、お買い物施設はほとんどありません。県内の主要都市である宇都宮市と西部で隣接しているため、車などの移動手段があれば、お買い物の幅がかなり広がる地域と言えます。
道の駅『たかねざわ「元気あっぷむら」』は、地元の農産物直売所やレストランを併設しており、名産品であるお米や新鮮な野菜や果物、加工品などが手に入るほか、名物である「高根沢ちゃんぽん」を楽しめる施設として人気です。
また施設内には、温泉施設やグランピング施設、町の情報を発信している情報館なども併設しており、地元客をはじめ観光客からも人気のスポットとなっています。
道の駅やJA直売所などがあり地元の新鮮な農産物を安く手に入れる事ができます。
オシャレな衣料品や飲食店などはほとんどなく、近隣の自治体に依存している状況です。
栃木県高根沢町の仕事・求人はどう?
農業が盛んで新世代への起業支援も手厚い街『高根沢町』
高根沢町の平均年収は335万円です。
高根沢町の主要産業は稲作を中心とする農業です。主な農産物は、麦や大豆、イチゴ・ぶどう・梨などが挙げられます。
農業に関する求人が市場に出回る事は少ないですが、町では『新規就農者向け支援』を設けており、新規就農者向けの給付金など手厚い支援を用意しています。
「青年就農給付金(経営開始型)」は、経営リスクを負っている新規就農者の経営が軌道に乗るまでの間支援として、最長5年間、150万円/年を限度として給付しています。
「青年就農給付金(準備型)」は、農業技術及び経営ノウハウ習得のために研修に専念する就農希望者への支援として、最長2年間、150万円/年を限度として給付しています。
「青年等就農資金」は無利子で資金を援助する制度です。
(限度額3,700万円、償還期限12年以内)
農業を新たな仕事として考えている世帯に嬉しい制度となっています。
その他の求人としては、教育・医療・介護など生活に密着した職種や、小売・飲食業などの求人が期待できます。
また、町では起業をお考えの方向けの起業支援施設として『CREATORS DEPARTMENT』を宝積寺駅前に整備しています。最大2年間貸出する「お試し創業施設」や、イベント時に出店できる多目的広場などを活用して、新規創業者を応援しています。
新規の農業参入者に対して手厚い支援を用意しています。近年では町内での企業支援も行っています。
町内には企業が少ないため求人の数が他のエリアに比べると少ないです。
栃木県高根沢町の独自の助成・補助金制度
栃木県高根沢町の独自の移住支援制度
移住支援制度 創業支援 |
栃木県高根沢町の独自の住宅助成・住宅補助金制度
高根沢町空き家バンク 木造住宅耐震アドバイザー派遣事業、木造住宅耐震診断士派遣事業・改修補助・建替補助事業 住宅用太陽光発電設備等導入支援補助金 浄化槽設置整備費補助金制度 家庭用生ごみ処理機器購入費助成金 |
栃木県高根沢町独自の子育て支援制度
新生児聴覚検査費助成 産後1か月健康診査および1か月児健康診査の助成 妊産婦医療費助成 妊婦一般健康診査公費負担 不妊治療費助成 出産・子育て応援金 |
栃木県高根沢町の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助 特別支援教育就学奨励費 高根沢町小中学生文化スポーツ奨励金 |