栃木県下野市
栃木県下野市で暮らす
栃木県下野市の住みやすさをまとめました
目次
栃木県下野市はどんなところ?
自然や歴史に恵まれ、レジャースポットもある静かな暮らしができる魅力的な街『下野市』
栃木県の中南部にあり、面積は約74.59平方kmです。
北側は宇都宮市と、東側は真岡市・上三川町と、南側は小山市と、西側は栃木市・壬生町と隣接しています。
人口は約5.9万人、世帯数は約2.5万世帯です。(2023年11月時点)
市内は、関東平野の北部にあたり、東に鬼怒川と田川、西に思川と姿川が流れ、平坦な土地が広がっています。
安定した地盤で自然災害も少なく、古くから農業がさかんに営まれていた地域という特徴があります。
気候は、平均気温が約14℃、年間平均降水量が約1,300mmで、夏は高温多雨、冬は低温乾燥の温暖な気候で、積雪はほとんどありませんが、雷が比較的多い地域となっています。
下野市の歴史は、江戸時代より五街道の一つである日光街道で小金井宿と石橋宿の宿場町が置かれ賑わっていました。
明治期には鉄道路線が開通し物と人の往来が活発となり近代化していきました。
として繁栄し、明治以降の国鉄整備に引き継がれ、物流の要衝として発展してきました。
平成期の2006年、南河内町・石橋町・国分寺町の3町が合併して下野市が誕生しました。
現在の下野市は「思いやりと交流で創る新生文化都市」をスローガンに、近郊都市型農業や製造業を中心とした産業と、田園地帯の広がる地域を有するバランスのとれた街となっています。
街の中心は、JR宇都宮線自治医大駅周辺で、商業施設や行政施設が多く立地しています。また、大学病院など医療機関が数多く立地する地域であり医療が充実しているという特徴があります。
下野市内には観光スポットも多数あります。
『三王山ふれあい公園』は、平地林と古墳を活かした都市公園で2018年にオープンした比較的新しい施設です。広大な敷地に、オートキャンプ場やドッグラン、遊具などが整備されており、地元民だけでなく観光客からも人気の公園です。
『下野薬師寺歴史館』は、奈良時代に創建された下野薬師寺の跡地に建てられた歴史館です。日本三大薬師寺と言われる歴史あるお寺で、出土品や模型、資料などが展示されており歴史を感じる事のできるスポットとなっています。
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栃木県下野市の交通事情はどう?
近隣都市へのアクセスが便利で、都内にもアクセス可能な街『下野市』
下野市内は、JR宇都宮線の東北本線・湘南新宿ライン・上野東京ラインが走る『小金井駅』『自治医大駅』『石橋駅』の3駅があります。宇都宮駅まで20分以内でアクセスすることができます。
下野市内を通る幹線道路は、南側の小山市から北側の宇都宮市をつなぐ国道4号・国道新4号と、東側の上三川町から西側の壬生町を抜けて鹿沼市につながる国道352号があります。下野市内からアクセスできる高速道路はありません。
下野市内で利用できる路線バスは、関東自動車が運行しています。また、下野市内の主要施設を巡回するコミュニティバス『おーバス』が利用できます。他、市内では新たな移動手段として『デマンドバスおでかけ号』が運行しており、自宅や公共施設まで他の利用者と乗合で利用できるタクシーとしての交通手段です。
電車で都内へのアクセスも可能です。車の渋滞がほとんどなく、道路も整備されています。
電車・バスとも本数が少ないため不便に感じます。市内から高速道路への乗り入れはできません。
栃木県下野市の家賃・住宅・土地相場はどう?
価格帯が幅広く、家族向けやシングル向けの住宅が見つかる街『下野市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1DKで6.4万円程度、2Kで7.5万円程度です。土地の平均坪単価は約17万円/坪程度となっています。
下野市には、都市部の集合住宅やマンションだけでなく、一戸建て住宅や戸建ての住宅地も多く存在します。特に郊外には広々とした住宅地が広がっており、家族向けの住宅が比較的容易に見つかる場合があります。
下野市は自然豊かで住みやすい環境が整っており、比較的落ち着いた雰囲気の住宅地として人気があります。
自然豊かな環境ではありますが、川の隣接するエリアですので、地震や洪水などの自然災害のリスクが存在します。適切な対策や情報収集が必要です。
栃木県下野市の子育て・教育はどう?
教育施設や子育て支援施設、医療機関などが充実している街『下野市』
下野市内には、保育園が10園、幼稚園が7園、小学校が8校、中学校が4校、高校が1校、大学が2校あります。
『こども医療費助成制度』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。
下野市独自の支援制度も充実しています。
『出産・子育て応援給付金』では、経済的支援として妊娠届出時の面談実施後に妊婦1人あたり5万円を支給、出生届出時または赤ちゃん訪問時の面談実施後に1人あたり5万円を支給されます。
『育児ママ・パパリフレッシュ利用券』では、乳幼児(3か月~3歳未満)を保育する保護者の方が、心身のリフレッシュ、冠婚葬祭、通院などで乳幼児を一時的に預けたいときに保育施設で利用できる券を36時間分発しています。
『子育て世帯外出支援(デマンド交通利用券)』では、未就学児の子育て世帯の外出を支援するため、「デマンド交通(おでかけ号)利用券」を1世帯につき年間で10枚発行しています。
『しもつけっ子応援プロジェクト』では、おむつ券の交付を行っており2万円相当(2000円×10枚)が交付されます。
産婦人科や小児科などの医療機関が多く医療が充実しています。子育て世帯への支援を積極的に行っている街です。
地域により、教育機関までの距離が遠く時間や費用がかかる傾向にあります。
栃木県下野市のお買い物はどう?
スーパーや道の駅があり、日用品から地元の野菜まで揃う街『下野市』
下野市内には、大型のショッピングモールなどは少ないものの国道沿いやJR駅周辺を中心に中小規模のスーパーや複合施設、道の駅などが集中しています。
また、隣の宇都宮市や小山市の大型ショッピングモールまでのアクセスが良いため、車など移動手段があればお買い物がさらに便利な地域と言えます。
『道の駅しもつけ』は、国道7号線沿いにある大きなだるまが目印の人気の道の駅です。2011年にオープンした比較的新しい施設で、広々とした敷地内に、地元の新鮮野菜や物産品などを購入できます。おしゃれなカフェやベーカリーショップがあるほか、展望台やすべり台などもあり、色々楽しめるおすすめスポットとなっています。
そのほか市内には、などを中心に約6店舗のスーパーがあります。
駅周辺にスーパーやドラックストアなどが集中していて日用品の購入には困りません。道の駅では特産品が手に入ります。
大型ショッピングモールに行く場合は近隣の市へ移動する必要があり車がないと不便です。
栃木県下野市の仕事・求人はどう?
農業が盛んで、医療関係の仕事も充実した街『下野市』
下野市の平均年収は383万円です。
下野市内の主要産業は農業です。年間を通じて比較的温暖な気候を活かして、穀類や露地栽培、ハウス栽培などで野菜や果物などの栽培が盛んです。
市では新規就農者向けの支援や情報提供など、新たに農業をはじめる世帯を応援する支援制度が整っています。そのほか農業の求人もあるためハローワークや求人サイトで探す事ができます。
近年市内で成長しているのが物流系の産業です。国道4号線や新4号国道、市北部を横断する北関東自動車道が通り、首都圏まで約85km圏とアクセスに便利な交通網を有する利点を活かし各企業の物流拠点が多数立地しています。物流の管理系、事務系、大型トラックの運転手などの求人が期待できるでしょう。
その他、石橋第二工業団地をはじめとする工業団地が複数点在し、建築用木材加工や電気機械製造、食品加工の事業所が立地しており、一定数の求人が期待できます。
市内には、自治医科大学附属病院をはじめとした大学病院や大小様々な医療機関が立地しており、医療が充実している地域という特徴があります。医師や看護婦など医療系の求人が多い地域と言えるでしょう。
下野市は商工業が盛んな地域であり、地元の中小企業が多く存在します。小売業や製造業、サービス業などさまざまな業種の企業があり、それに伴って求人も豊富です。
都心部への通勤時間や交通費が増えることがあります。
栃木県下野市の独自の助成・補助金制度
栃木県下野市の独自の移住支援制度
移住希望者宿泊費補助金 下野市移住支援金 テレワーク移住促進補助金 |
栃木県下野市の独自の住宅助成・住宅補助金制度
下野市定住促進住宅新築等補助金制度 下野市永住促進保留地等購入補助制度 木造住宅耐震化促進事業補助制度 下野市ブロック塀等撤去費補助制度 下野市生垣奨励補助制度 下野市空き家バンク 下野市空き家バンク利用促進補助金 下野市空き家バンク登録推進奨励金 下野市老朽危険空家等除却促進事業補助制度 |
栃木県下野市独自の子育て支援制度
下野市不妊治療費助成事業 妊産婦医療費助成制度 出産・子育て応援給付金 育児ママ・パパリフレッシュ利用券 産後ケア事業 しもつけっ子応援プロジェクト(おむつ券の交付など) 子育て世帯外出支援(デマンド交通利用券) |
栃木県下野市の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助制度 入学準備金の支給 下野市奨学金制度 下野市奨学金償還一部免除制度 |