栃木県さくら市
栃木県さくら市で暮らす
栃木県さくら市の住みやすさをまとめました
目次
栃木県さくら市はどんなところ?
農業が盛んな静かな田園地帯であり、のどかな自然環境が特徴の街『さくら市』
栃木県の中部にあり、面積は約125.63平方kmです。
北側は矢板市・大田原市と、東側は那須烏山市・那須郡那珂川町と、南側は塩谷郡高根沢町と、西側は宇都宮市・塩谷郡塩谷町と隣接しています。
人口は約4.4万人、世帯数は約1.6万世帯です。(2023年10月時点)
関東平野の北端部と那須野が原台地の間で平野部と丘陵部からなり、東京から北へ約115km、宇都宮市より北東へ約15kmの距離となっています。
さくら市は、2005年に塩谷郡氏家町と喜連川町が合併して誕生しました。
さくら市名の由来は、合併する両民にとって長年親しまれてきた桜の花のように美しいまちを目指すという願いを込め、またひらがなにする事で表現を柔らかくしたものです。
さくら市の歴史は、鎌倉時代より現在の氏家地区は宇都宮公頼が御前城を築き、喜連川地区は、喜連川氏によって治められた城下町として発展してきました。
江戸時代には奥州街道の宿場町として賑わっていました。
明治以降は近代化が進み、1981年に市西部で喜連川温泉が発見された事により観光業が盛んになっていき、別荘や宿泊施設の建設が相次ぎました。
『喜連川温泉』は「日本三大美肌の湯」とも称され、市外からも多くの人が訪れます。
現在のさくら市は、氏家地区を中心に氏家駅周辺に市役所や商業施設が集中しており、郊外には住宅も密集し、宇都宮市のベッドタウンとして機能しています。
喜連川地区は、1980年代の喜連川温泉の掘削により観光地化され、その後も別荘地分譲やゴルフ場開発などの大規模開発が行われ、また国道沿いを中心に工業団地も形成され市内の産業の中心部となっています。
さくら市にはおすすめスポットも多数あります。
『勝山城跡』は、室町時代中期に宇都宮氏の一族である氏家市が築城しました。鎌倉時代~戦国時代まで長きに渡り要地として活躍したお城とされています。現在では建造物などは残っておらず、勝山公園として整備されており、市民の憩いの場となっています。
その敷地内にある『さくら市ミュージアム荒井寛方記念館』では、さくら市の美術や歴史、民俗などを展示しています。また、市出身の日本画家「荒井寛方」の作品や資料をなども展示しています。
さくら市の代表的なお祭りは、毎年夏に喜連川神社で行われる『天王祭』です。
「あばれ神輿」として知られており、 喜連川の街中を神輿が練り歩き、担ぎ手たちが勇ましく揉み合う迫力満点のお祭りとして人気です。
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さくら市で暮らそう
栃木県さくら市の交通事情はどう?
電車も通っているが、車を利用することが一般的な街『さくら市』
さくら市内の路線数は1路線、駅数は2駅です。JR宇都宮線の東北本線が通っており『氏家駅』と『蒲須坂駅』があります。
さくら市内を通る幹線道路は、南側の高根沢町と北側の矢板市を結ぶ国道4号と西側の宇都宮市と東側の那須烏山市を結ぶ国道293号があります。市内からアクセスできる高速道路はありませんが隣接する宇都宮市か矢板市から東北自動車道に乗り入れることができます。
また、市内で利用できる路線バスは、関東自動車が運行しています。
JR宇都宮線が走っているため東京都内まで直通でアクセスすることができます。道路が混雑する事がほとんどなく快適です。
電車やバスは本数が少なく、通勤・通学には不便に感じることがあります。
栃木県さくら市の家賃・住宅・土地相場はどう?
家賃相場や土地相場は比較的低めで、都心部に比べてリーズナブルな価格帯が多い街『さくら市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで5.1万円程度、3Kで6.8万円程度です。土地の平均坪単価は約9万円/坪程度となっています。
さくら市は自然に恵まれた地域であり、周辺には緑豊かな公園や自然保護区が広がっています。特に郊外部には山や川があり、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。
市街地や郊外には広い敷地に住宅が建ち並び、比較的静かな住環境が広がっています。マンションやアパートなどの集合住宅も一部存在しますが、一戸建て住宅が主流となっています。
市街地や郊外には広い敷地に住宅が建ち並び、比較的静かな住環境が広がっています。騒音や交通量の少ない地域で暮らすことができ、リラックスした生活が送れます。
自然豊かな環境ではありますが自然災害のリスクがありますので、適切な防災対策が求められます。
栃木県さくら市の子育て・教育はどう?
保育園や子育て支援が充実し、子育て世帯に優しい街『さくら市』
さくら市内には、保育園が11園、幼稚園が2園、小学校が6校、中学校が2校、高校が1校、専門学校が1校あります。
『児童医療費』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。
さくら市独自の支援制度も充実しています。
さくら市の妊婦・子育てにおける支援は伴走型相談支援と経済的支援があります。
『伴走型相談支援』では、妊婦さんを対象に専門の職員が子育てに関する相談や情報提供を実施しています。
また、産後2週間頃に実施している「赤ちゃんこんにちは電話」では、出産後のママや赤ちゃんの様子を見てくれたり、不安な事を相談する事ができます。
生後1~2か月頃には「こんにちは赤ちゃん訪問」を実施し、専門の食品が自宅を訪問し、赤ちゃんの体重測定などをはじめ様子を見てくれたり、相談事に応えてくれます。
『経済的支援』では「出産・子育て応援ギフト」として、妊婦さん1人あたり5万円分のさくらっこ応援ギフトを配布しています。さらに、さくらっこ(子育て)応援ギフト5万円も支給しています。
「産後ケア事業」では、『産後ケア利用料の助成』として心身の不調や育児不安があるなどの理由で支援が必要なお母さんと赤ちゃんを対象に産後ケアの利用料を一部助成しています。医療機関などで宿泊したり助産師が訪問してくれたりと、様々な支援の中から選択する事ができ、赤ちゃんのケア方法や産後のママの体調を見てもらえます。
子育て世帯への支援を積極的に行なっており、今後のさらなる支援に期待できます。
教育機関や習い事の施設が少ないです。
栃木県さくら市のお買い物はどう?
ショッピングモールからスーパーまで揃っており、日用品には困らない街『さくら市』
さくら市内は国道4号線や293号線沿いを中心にショッピングモールやスーパーなどお買い物施設や飲食店が充実しています。
『イオンタウンさくら』は国道293号線にある大型ショッピングモールで、食品スーパーのザ・ビッグエクストラや、衣料品、レストランなどが入り一か所で何でも揃う便利な施設です。
『道の駅きつれがわ』も、国道293号線沿いにあります。地元の特産品や新鮮な野菜が購入できます。また、日本三大美肌の湯として有名な『きつれがわ温泉』も併設されています。そのほか、無料で利用できる足湯や、バーベキュー広場もあり一日中遊べるスポットとしても人気です。
そのほか市内には、スーパーオータニ・とりせんなど約6店舗のスーパーがあります。
国道沿いを中心にお店が多数あるので車があれば買い物には困りません。
オシャレなショップが立ち並ぶモールなどはないのでショッピングを楽しむスポットはありません。
栃木県さくら市の仕事・求人はどう?
地域内の小売業や農業関連の仕事が中心の街『さくら市』
さくら市の平均年収は320万円です。
さくら市内は国道4号線沿いを中心に工業団地が点在しています。主な分野は、自動車、機械製品、金属製品などが挙げられます。製造系の求人が一定数ある地域と言えそうです。
その他、不動産関連産業や食品加工業などの事業所も多数あり、管理系、事務系、工場系の求人も期待できます。
地域住民とのコミュニケーションを重視する職場環境や、地域に根ざしたサービスを提供する求人が多くあります。地域に貢献しながら働くことができるメリットがあります。
自家用車を所有していないと移動が不便なことがあります。都心部や他の地域へのアクセスに時間がかかる場合があります。
栃木県さくら市の独自の助成・補助金制度
栃木県さくら市の独自の移住支援制度
「お試し移住」制度 さくら市移住支援金 |
栃木県さくら市の独自の住宅助成・住宅補助金制度
さくら市空き家バンク 空き家等情報バンク利用促進事業補助金 耐震アドバイザー派遣制度 木造住宅耐震診断士派遣制度 木造住宅耐震改修・建替え・除却補助制度 浄化槽設置費補助金 脱炭素化普及促進事業補助金 生けがきづくり奨励事業補助金制度 住宅用火災警報器等購入設置助成事業 結婚新生活支援補助金 |
栃木県さくら市独自の子育て支援制度
妊産婦医療費助成制度 産後ケア利用料の助成 子育て短期支援事業 ファミリーサポートセンター 妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援 |
栃木県さくら市の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助制度 奨学金制度 英語検定料の助成 日本漢字能力検定料の助成 |