栃木県大田原市
栃木県大田原市で暮らす
栃木県大田原市の住みやすさをまとめました
目次
栃木市大田原市はどんなところ?
山や川が広がる自然環境に囲まれ、歴史的な名所や温泉スポットもある街『大田原市』
大田原市は、栃木県の北東部にあり、面積は約354.36平方kmです。
北側は那須塩原市・那須町と、東側は茨城県大子町と、南側はさくら市・那珂川町と、西側は矢板市と隣接しています。
人口は約7万人、世帯数は約3万世帯です。(2023年11月時点)
大田原市内は東西に長く、東側には八溝山地が茨城県との県境に沿って延び、中央部~西部にかけては平地が広がっています。
気候は、夏と冬、昼間と夜間の温度差が大きい内陸性の気候で、冬季に降水量が少ないという特徴があります。
大田原市の歴史は平安時代より、那須一族の荘園として城が設けられ那須地方の中心的な地域として発展していました。
室町~江戸時代にかけては、那須家の家臣、田原資清が大田原城を築城し、城下町として、また甲州街道の宿場町として大いに賑わう地域でした。
明治期である明治4年には、「大田原県」となり、その後、明治22年に「大田原町」となりました。
昭和時代の昭和29年、大田原町、金田村、親園村が合併して「大田原市」が誕生しました。以降近隣町村との合併を繰り返し、現在の大田原市ができ上がっていきました。
現在の大田原市は、市の中央を流れる那珂川や八溝山系の里山など自然豊かな環境と、温泉やゴルフ場など多くの観光資源を持つと共に、歴史的遺産や文化財にも恵まれた魅力的な町として発展しています。
大田原市を代表する観光地と言えば『栃木県なかがわ水遊園』があげられます。日本でも珍しい淡水魚のみを展示する水族館です。日本有数の漁獲量を誇るなかがわの鮎や、世界各国の淡水魚、魚たちが360°見渡せるトンネルなど、見どころ満載の施設となっています。
『那須与一伝承館』は、平安時代に活躍した弓の名手である英雄、那須与一の資料館です。
館内には、国指定重要文化財である太刀や銘成高をはじめ、那須家の史料が展示されています。また、扇の的劇場では、那須与一の活躍をからくり人形の見立てたロボットとスクリーンで見ることができます。
『大田原城』は、戦国時代の豪族「大田原氏」の居城跡で、幕末の戊辰戦争の舞台にもなった場所です。現在は天守閣などの建物は無く、土塁と堀の一部が残るだけですが、城公園として整備されており、サクラとツツジの名所として地元の人々からも親しまれています。
栃木市大田原市のPR動画
大田原市プロモーション映像
【大田原市】栃木県なかがわ水遊園
栃木市大田原市の交通事情はどう?
交通の便が良く、鉄道や道路網が整備されている街『大田原市』
大田原市内にはJR宇都宮線の東北本線の『野崎駅』がありますが、南東部の位置にあり少々離れた場所にあるため、居住する場所によっては隣接する那須塩原市の『那須塩原駅』や『西那須野駅』を利用した方が便利です。
大田原市内を通る幹線道路は、市の西側を南北に縦断する国道4号(奥州街道)、市の中央を通り南側の那珂川町と北側の那須町・白河町を結ぶ国道294号、市を東西に横断し東側の茨城県から西側の矢板市を結ぶ国道461号、南側の那珂川町から北西側の那須塩原町を結ぶ国道400号があります。
大田原市内で利用できる路線バスは、大田原市営バス、関東自動車が運行しており、那須塩原市方面へのアクセスに便利です。
車は国道などが整備されており比較的運転しやすい道が多いです。幹線道路が多く近隣エリアへのアクセスが便利です。
電車やバスは本数が少なく不便です。市街地から離れたエリアでは車が必須となります。
栃木市大田原市の家賃・住宅・土地相場はどう?
アパートや一戸建て住宅、マンションなどさまざまな種類の住宅が存在し、家族構成やライフスタイルに合わせた住まいが見つけやすい街『大田原市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで5万円程度、2Kで6.4万円程度です。土地の平均坪単価は約6万円/坪程度となっています。
大田原市では一戸建て住宅が主流ですが、マンションやアパートなどの集合住宅も存在します。郊外に広がる戸建て住宅地や、市街地に立地する集合住宅地があります。
大田原市は自然豊かな地域であり、山や川が豊富にあります。特に大田原市周辺には那須連山や湖沼が広がっており、自然に恵まれた環境での生活が可能です。
地理的な条件や気象条件により自然災害のリスクがあります。特に山間部は、土砂災害などの危険性も考慮しなければなりません。
栃木市大田原市の子育て・教育はどう?
保育施設や学校が充実し、様々なイベントやコミュニティ活動が活発な街『大田原市』
大田原市内には、保育園が10園、幼稚園が7園、小学校が20校、中学校が9校、高校が4校、短大・大学が2校、専門学校が1校あります。
『こども医療費助成事業』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。
大田原市独自の支援制度も充実しています。
『子宝祝金制度』では、市内在住で第3子以降の子どもが生まれた世帯に祝金として、50,000円を支給する支援制度です。
『プレママ教室』では、妊婦やその家族を対象に、保健師や助産師など専門の職員に、出産や育児に関する相談ができたり、様々な講座を受講する事ができます。
『乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)』では、乳児のいる世帯を対象に、保健師などが自宅へ訪問し、子育てに関する相談や情報提供をしてくれる支援制度です。
『養育支援ヘルパー派遣事業』では、妊娠中や産後の体調不良などを抱えた場合など、支援が必要な世帯を対象に、市から委託を受けた事業者が自宅に訪問に必要な支援を行う制度です。妊婦や生後4か月未満の子どもがいる世帯が対象で、平日2時間程度、育児の補助や食事の用意などをお願いする事ができ、料金も比較的低価格で利用する事ができます。
大田原市内にある『子ども未来館』は、再開発ビルトコトコ大田原内にある子育て世帯を支援する施設やサービスなどが入る複合施設で、様々なイベントや講座、遊び場などを提供しています。施設内には、大型遊具や対象年齢別の遊具などが置かれたプレイルームとなっている「わくわくらんど」や、おままごと遊びに必要な遊具や設備が揃う「キッズタウン」親子で調理実習などの体験ができる「親子ふれあいキッチン」などがある人気施設となっています。
また、小学校就学前までの乳幼児を一時的に預かってもらえる『一時保育センター』もあり、保護者の急病や急用などの事情がある場合に利用する事ができます。
子どもに対する手当や補助などが手厚いです。子育て支援の施設も豊富で安心です。
学校が遠い地域が比較的多く、通学に時間がかかる傾向にあります。
栃木市大田原市のお買い物はどう?
百貨店からスーパーまでショッピング施設が豊富な街『大田原市』
大田原市には、百貨店をはじめスーパーや道の駅など多彩なお買い物施設があります。
『東武大田原店』は、西那須野駅からバスで約15分程の場所にあり、ハイブランドの衣料品や雑貨、グルメなどが多数入る老舗の百貨店として地元の人々から親しまれている施設です。
『道の駅那須与一の郷』は、平安時代末期に活躍したとされる武将で、この地に城を構えていた那須与一から名前をとった道の駅で、市の名物であるとうがらしを使ったジェラートやコロッケをはじめ、新鮮や農産物や土産物などが手に入る施設です。
そのほか大田原市内には、ダイユー・ヨークベニマルなどをはじめ約7店舗のスーパーがあります。
百貨店から道の駅まで、一通りのお買い物施設があり使い分けて利用する事ができます。
大型ショッピングモールなどがなく、若年層が楽しむショッピングスポットが少ないです。
栃木市大田原市の仕事・求人はどう?
農業や観光の産業が盛んで、医療関連からサービス業まで仕事が豊富な街『大田原市』
大田原市の平均年収は305万円です。
大田原市は、首都圏から150kmと便利な位置にあり、比較的地盤が強い場所が多く、水辺に恵まれた地形を利用して、工業用水などを取り込む事が容易な地域のため、古くから田園工業地帯地帯として発展してきました。
製造業の割合が高く、市内には多数の工業団地が点在しています。
多い分野としては、医療機器や通信機器などで多数の優良企業が立地しており、雇用機会にも恵まれた地域と言えます。
大田原市は地域社会とのつながりが強いため、地域密着型の職種も多くあります。介護職、保育士、地域福祉活動のサポートスタッフなど、地域の人々の生活や福祉に関わる仕事が求められています。
都心部への通勤などの場合、通勤時間や交通費が増えることがあります。
栃木市大田原市の独自の助成・補助金制度
栃木市大田原市の独自の移住支援制度
大田原市移住支援金 移住体験施設 |
栃木市大田原市の独自の住宅助成・住宅補助金制度
空き家バンク 空き家改修費補助金 空き家利用子育て世帯家賃補助金 木造住宅の耐震診断・耐震改修・建替え補助制度 大田原市厨芥ごみ処理機器設置補助金 |
栃木市大田原市独自の子育て支援制度
子宝祝金制度 不妊治療費助成制度 不育治療費助成制度 妊産婦医療費助成事業 出産・子育て応援事業 大田原市子育て世帯物価高騰対策支援給付金 |
栃木市大田原市の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助制度 奨学金 大田原市奨学金返還免除制度 |