栃木県那須町
栃木県那須町で暮らす
栃木県那須町の住みやすさをまとめました
目次
栃木県那須町はどんなところ?
山々に囲まれアウトドアがスポットが充実した観光資源が豊富な街『那須町』
栃木県の北東部にあり、面積は約372.34平方kmです。
北側は福島県白河市・西郷村と、東側は福島県棚倉町・白河市と、南側は那須塩原市・大田原市と、西側は那須塩原市 と隣接しています。
人口は約2.4万人、世帯数は約1万世帯です。(2024年1月時点)
栃木県までは約170㎞、宇都宮市までは約60㎞の距離にあります。
町の南西部には那珂川、北東部には黒川が流れています。東部は八溝山地が連なり、北西部には那須連山の茶臼岳がそびえ、その南斜面にはリゾート地として有名な那須高原が広がっています。
中央部の比較的平坦な地形には、JR黒田原駅を中心に住宅街や店舗が集約する地域や農業地帯が形成されています。
気候は、標高が高い地域のため寒冷で冬季は氷点下を下回る日も多く、夏季は冷涼で過ごしやすい地域という特色があります。
明治期である1889年に町村制度を施行して、那須村となり、昭和期の1954年に周辺自治体である芦野町・伊王野村が合併、翌年の1955年に黒磯町の一部を編入して、現在の那須町が誕生しました。
町内は大きく4つの地域に分かれており、高原地域は那須連山の主峰茶臼岳をはじめとする雄大な自然や観光施設が数多くあるエリアです。
近年ではオシャレなカフェやショップが立ち並び、イベントも開催されるなどシーズン中は観光客で大いに賑わうエリアです。
避暑地として別荘地や保養所が点在し、移住者も多い地域となっています。
町の中央部である那須地域は、住宅地や商業施設をはじめ、那須町役場やスポーツ施設など町の公共施設が集積する黒田原地区を有し、行政や産業の中核地域となっています。
芦野地域は、旧奥州街道の宿場町として栄えたエリアで、城下町の風情を今も残し、豊かな田園風景の広がる里山の景色が美しい地域です。
伊王野地域は、町の東部に位置する地域で、旧東山道沿いに栄えてきた長い歴史をもち、史跡を数多く有するエリアです。
田園が広がる長閑な地域で、道の駅東山道伊王野では、毎日取れたての地元農産物を購入する事ができます。
那須高原や那須温泉を有する那須町は、古くから那須御用邸を有するロイヤルリゾート地として認知されています。
町の主要産業も観光業となっており、高原地域を中心に数多くの宿泊施設や温泉施設、観光スポットがあります。
『那須どうぶつ王国』は、広大な敷地を有する動物園で、たくさんの動物を見たり触れ合えたりする人気の施設です。マヌルネコやスナネコをはじめとする珍しい動物に出会えたり、圧巻のバードショーを楽しめるほか、バーベキュー施設も完備するレジャースポットです。
『那須ハイランドパーク』は、北関東最大級の大規模レジャーリゾートです。施設内には、遊園地をはじめ、動物園、宿泊施設、温泉施設なども併設しています。
遊園地エリアのアトラクションは大人向けの絶叫系から、幼児も安全に楽しめるほのぼの系まで取り揃えており、小さな子どもの遊園地デビューにもぴったりの施設です。
また、国内でも珍しいペット同伴OKの施設で、室内ドックランやドックカフェが利用できたり、一緒に乗れるアトラクションも用意しています。
『那須サファリパーク』は、ライオン、トラなどをはじめとする約50種類の動物が間近で見られる動物園として人気のスポットです。
園内を車で移動しながら、間近で動物を観察できたり、草食動物には車内からエサやりをする事もできたりと、スリリングな体験をする事ができます。
象の背中に乗ってパーク内を見学するゾウライドや、動物達の夜の生態を観察できるナイトサファリなど人気のアトラクションも体験する事ができます。
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栃木県那須町の交通事情はどう?
電車やバスなどの公共交通機関が充実し、道路が整備され車で移動も便利な街『那須町』
那須町内にはJR東北本線が南北を縦断する形で走っており、『高久駅』『黒田原駅』『豊原駅』の3駅が存在します。その路線と並行するように東北新幹線も通っていますが、町内から乗車することはできません。
那須町には、南側の那須塩原市と北側の白河市ををつなぐように、国道4号線と国道294号線が通っています。
また、同じように那須塩原市と北側の白河市ををつなぐ形で、高速道路の東北自動車道が通っており、『那須IC』『那須高原SIC』の2箇所から乗り入れができます。
那須町内で利用できる路線バスは、関東自動車・福島交通が運行しています。
JR駅や町内の主要施設を巡回するコミュニティバス『那須町民バス』も利用できます。
また、決められた区間と自宅を送迎する乗合型の自動車である『那須町デマンド型乗合交通』も利用できます。
事前に予約すれば黒田原地区の駅や公共施設・病院などと自宅を比較的低価格で送迎してくれる便利な移動手段です。
国道や高速道路の出入口が整備されており、遠出や車の移動が便利です。
観光シーズンには渋滞が発生するエリアが多く注意が必要です。
栃木県那須町の家賃・住宅・土地相場はどう?
自然に囲まれたエリアで、理想の注文住宅での暮らしも叶えられる街『那須町』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで5.3万円程度、2DKで6.1万円程度です。土地の平均坪単価は約4万円/坪程度となっています。
一戸建て住宅やマンション、または別荘など様々な種類の物件が取引されています。那須町の住宅価格は地域によって異なりますが、都心部よりも比較的価格が抑えられている傾向があります。ただし、観光地としての人気や自然環境の良さにより、一部地域では高額な物件も存在します。
自然や温泉を楽しむことができる一方で、商業施設や医療機関などのインフラが充実している地域もあります。
那須町は自然が豊かな一方で、交通の便が良くない地域もあります。公共交通機関の整備や道路網の充実度など、通勤や通学に関わる要素も考慮が必要です。
栃木県那須町の子育て・教育はどう?
保育施設や学校が充実し、アウトドアでの子育てが楽しめる街『那須町』
那須町内には、保育園が9園、幼稚園が2園、小学校が6校、中学校が3校、高校が3校あります。
『こども医療費助成制度』
は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。
那須町独自の子育て支援も充実しています。
『那須町すくすく出産・子育て応援給付金事業』では、経済的支援として妊娠届出や出生届出を行った妊婦等に、出産育児に係る費用の負担軽減となるよう、出産応援給付金として妊婦一人あたり5万円、子育て応援給付金として子ども一人あたり5万円が給付されます。
『乳幼児おむつ等購入助成券事業』では、子育てに必要な乳幼児用おむつや関連商品を購入する費用の一部を助成する制度で、赤ちゃん誕生時には5万円相当(1,000円×50枚)、1歳時には4万円相当(1,000円×40枚)、2歳時には2万円相当(1,000円×20枚)が支給されます。
他にも『子育て短期支援事業(ショートステイ)』や『子育て支援ヘルパー派遣事業』があります。
那須町には子育て支援アプリ『Hapi NASU(ハピナス)ダイアリー by母子モ』を運営しており、妊娠から出産、子育てに関する情報提供や赤ちゃんの成長記録、予防接種のスケジュール管理ができる便利なアプリを配信しています。
『わんぱくキッズランド』は、「りぼーる・田中」の施設内にある遊び場で、0歳~小学校3年生までのこどもと保護者が利用できます。室内には様々な遊具やトランポリンなどがあり、自由に遊べます。
全ての教育機関で校内の給食室で学校給食を用意しており出来立ての温かい給食を食べる事ができます。
習い事や塾などが少なく、町外まで通う場合が多いです。
栃木県那須町のお買い物
おしゃれなショップから、スーパー・ドラッグストなどもあり買い物便利な街『那須町』
那須町の高原地域は観光地ならではのオシャレな飲食店やショップ、道の駅などが立ち並ぶ地域となっています。
『那須リゾートショッピングパーク661st』は、那須高原の玄関口のあるショッピングパークで、アメリカンな外観の建物ないには、輸入雑貨やリカーショップ、飲食店など計15店舗が連なる複合商業施設です。
『道の駅那須高原友愛の森』は、東北自動車道の那須ICから車で約10分の位置にある施設で、広い敷地内に、地元農産物やレストラン、工芸品をつくる体験施設なども併設されています。 観光シーズンにはたくさんの利用客で混雑しますが、広々とした駐車スペースがありストレスなく駐車できます。
また、町の中央部である那須地域には、スーパーやドラックストア、コンビニなどが点在しており日用品のお買い物には困らない地域となっています。
ただし、鉄道駅周辺は比較的商業施設が少なく、幹線道路沿いに集中しているため、車がないとお買い物は不便なエリアと言えそうです。
観光地エリアにはオシャレな飲食店やショップがありお買い物が楽しいです。
スーパーやコンビニなどは町の中心部にしかなく、街から離れた地域に住むと不便かもしれません。
栃木県那須町の仕事・求人はどう?
観光資源が豊富で、サービス業が充実した街『那須町』
那須町の平均年収は271万円です。
町の主要産業は観光業です。高原地域を中心に、宿泊施設や温泉施設、観光施設や飲食店などが集積しており、関連する職種である接客やサービス、飲食などの求人が充実しています。
町では移住を考える世帯向けの支援制度も充実しており、首都圏からテレワークや起業などで移住を考える場合にも嬉しい制度が整っています。
『那須町移住支援補助金』は、東京23区の方や23区に通勤する方が那須町に移住し、要件を満たした場合に補助金を支給する制度です。世帯で移住した場合は100万円、単身で移住した場合は60万円を補助します。また、世帯に18歳未満の方がいる場合、18歳未満1人につき100万円の加算があります。
また町の特色として、県の主要都市である大田原市や那須塩原市とも隣接しており、通勤圏内となっています。
都心の喧騒を避け、自然が多い中で仕事をする事ができます。
都心に比べると給与水準は低めです。
栃木県那須町の独自の助成・補助金制度
栃木県那須町の独自の移住支援制度
那須町移住支援補助金 |
栃木県那須町の独自の住宅助成・住宅補助金制度
那須町移住定住促進住宅取得等補助金 空き家バンク 那須町空き家バンク登録建物リフォーム補助金 那須町特定空家等解体費補助金 那須町オフィス移転推進補助金 那須町八溝材利用木造住宅建築促進事業補助金 生ごみ処理機器購入費助成 耐震アドバイザーの派遣 那須町木造住宅耐震対策助成事業補助金 芦野石利用促進事業費補助金 那須町浄化槽設置整備事業補助金 |
栃木県那須町独自の子育て支援制度
乳幼児おむつ等購入助成券事業 新生児聴覚検査の一部助成 産後ケア事業の一部助成 那須町不妊治療費助成事業 「子宮頸がん予防接種」自費接種分の費用助成 アピアランスケア支援事業(がん患者医療用補整具購入費助成事業) ファミリーサポートセンター利用料助成 子育て短期支援事業(ショートステイ) |
栃木県那須町の独自の進学及び学費助成・補助金制度
小・中学校の就学援助 那須町奨学生募集 那須町奨学生(給付型)募集 |