栃木県那珂川町
栃木県那珂川町で暮らす
栃木県那珂川町の住みやすさをまとめました
目次
栃木県那珂川町はどんなところ?
観光やアート文化を充実し、自然に恵まれたのどかな街『那珂川町』
栃木県の北東部にあり、面積は約192.78平方kmです。
北側は大田原市と、東側は茨城県大子町常陸大宮市と、南側は那須烏山市と、西側はさくら市と隣接しています。
人口は約1.4万人、世帯数は約5千世帯です。(2024年1月時点)
地形は南西部は八溝山をはじめとする山地が大半を占め、那珂川沿いに広がる平坦な地域や丘陵地帯から形成されています。那珂川沿いの平坦地に市街地があり、丘陵地に集落が点在しています。
気候は、年間平均気温13℃前後と寒暖の差はあるものの年間を通して過ごしやすい気候で、年間降水量は約1,300mm、積雪はあまりなく平均年間5日前後となっています。
那珂川町名の由来ともなっている那珂川は関東でも有数の清流で、鮎が遡上してくる川としても有名です。那珂川とそれを取り囲む里山が織り成す自然が美しい景観をつくり出しています。
この地域一帯は、1万年以上前から人々が暮らし始め、東日本最古の古墳である駒形大塚古墳をはじめとする数多くの古墳群や、奈良~平安時代の那須郡を統治した役所跡、那須官衙跡など歴史ある文化財が数多く残されています。
江戸時代に入ると水戸藩の支配地となり、「水戸黄門」でおなじみの徳川光圀が何度も訪れた地として有名です。
2005年、那須郡馬頭町と同郡小川町が合併し、那珂川町が誕生しました。
近年の那珂川町は、自然豊かな環境と豊富な文化財、温泉施設などの資源を活かし、町の活性化を図るなど「活力に満ちた魅力あふれる潤いのある町づくり」を進めています。
那珂川町内には魅力的な観光スポットが多数あります。
『那珂川町馬頭広重美術館』は、建築家隈研吾氏が手がけた建築物で、木をふんだんに使用した外観と建物全体を覆っている八溝杉の格子がモダンで洗練された建造物です。主に「歌川広重」の肉筆画や浮世絵版画などの作品が展示されています。
『鷲子山上神社』は、フクロウの神社としてTVやSNSでも取り上げられている有名な神社で、駐車場から参道に向かう山道や境内にもたくさんのフクロウの置物があり、圧倒されてしまう人気の神社です。
『馬頭温泉郷』は、那珂川の清流沿いに大小複数の温泉宿が点在しており、入ると肌が滑らかになることから「美人の湯」と呼ばれ、那須岳や連なる山々を一望できる美しい景観から地元の人々や観光客から高い支持を得ています。
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栃木県那珂川町の交通事情はどう?
電車が走ってないため、車を利用することが一般的な街『那珂川町』
那珂川町内には電車は走っていません。
那珂川町には国道が充実しており、町内の南北に国道294号線、東西に国道293号線が町内の中央で混じ交うように通っています。また、町内の北東部には大田原市と茨城県大子町をつなぐように国道461号線が通っています。
那珂川町内で利用できる路線バスは、関東自動車・茨城交通が運行しています。
町内の主要施設を巡回するバス『コミュニティバス馬頭烏山線』が利用できます。
また、町内の主要施設と自宅を送迎してくれる相乗りデマンドタクシー『なかちゃん号』も利用できます。
路線バスが比較的発達していて便利です。整備された国道が多く快適に車の運転ができます。
鉄道駅がなく、車を持っていないと不便な場合が多いです。
栃木県那珂川町の家賃・住宅・土地相場はどう?
家賃相場や土地相場は比較的低めで、幅広い住まい選びができる街『那珂川町』
不動産情報サイトの情報によると、賃貸アパート・賃貸マンションは、1Kで2.8万円程度、2DKで4.8万円程度です。土地の平均坪単価は約3万円/坪程度となっています。
賃貸物件も見つけることができますが、一戸建てが主流のエリアです。新築の場合、建売物件もありますが売地も多数見られるため注文住宅でのマイホームの可能性も広がります。
自然環境の豊かさやのどかな暮らしができます。広い敷地に注文住宅で理想のマイホームを手にいれることも夢ではありません。
山間部や河川沿いなど自然が豊かな地域では、地震や洪水、土砂崩れなどの自然災害のリスクが高い場合があります。
栃木県那珂川町の子育て・教育はどう?
子育て・教育施設が存在し、企業協力を得て子育て支援に積極的な街『那珂川町』
那珂川町内には、保育園が5園、幼稚園が2園、小学校が5校、中学校が2校、高校が1校あります。
『こども医療費助成制度』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。
那珂川町独自の子育て支援も充実しています。
『育児パッケージ贈呈事業』では、赤ちゃん誕生のお祝いとして、育児用品などが入った育児パッケージ(出産お祝い品)の贈呈をしています。
『出産・子育て応援給付事業』では、妊娠届出時の面接後になかちゃん出産応援ギフトとして5万円の給付や出生届出後から乳児全戸訪問事業(赤ちゃん訪問)実施までの間の面談後に、なかちゃん子育て応援ギフトとして5万円の給付があります。
他にも0歳から就学前の子どもと保護者が遊べる施設『子育て支援センターわかあゆ』や経済的な負担の軽減を図ることを目的とした「賃貸住宅」と、交流や遊びの場として利用できる「子育て支援センター」や「子供広場」が同じ敷地内にあり、子育てに適した住環境とした『エミナール那珂川』などで子育て支援を説教的に行っています。
子育て世帯に対する支援や補助金が手厚く、大自然の中でのびのび子育てができます。
年々子供の数が減少しており過疎化が進んでいます。
栃木県那珂川町のお買い物はどう?
スーパーからホームセンターまであるため日用品の購入には困らない街『那珂川町』
国道293号沿いに、スーパーやドラックストア、ホームセンターや道の駅などが点在しています。
町内に鉄道駅はなく、お店も点在している事から、車などの移動手段がないとお買い物の際はかなり不便な地域と言えそうです。
町内には大型のショッピング施設もほとんどないため、町の北側で隣接している大田原市まで出向いてショッピングする町民も少なくないようです。
『道の駅ばとう』は国道293号線沿いにある施設で、地元野菜や果物など旬の農作物が手に入ります。また、併設するレストランでは名物である野生の猪肉を使ったいのしし丼が楽しめます。
道の駅で新鮮な農産物を安く手に入れる事ができます。
一か所で何でも揃うような商業施設がなく、お買い物する場所が少ないです。
栃木県那珂川町の仕事・求人はどう?
農業・畜産業が主要で産業で、町で農業就業者を推進する街『那珂川町』
那珂川町の平均年収は268万円です。
那珂川町の主要産業は農業や畜産業です。
そのほかの職種としては、教育機関や保育機関、医療機関など生活に密着した職種の求人が期待できます。
全体的に見ると、企業や商業施設などは少なく求人数も少ない地域であり、近隣の主要都市まで通勤する人も少なくないようです。
また、町では移住や起業を考える世帯向けの様々な支援も用意しています。
町で新規農業を推進しているため農業を始めたい方にはオススメのエリアです。
農業以外の業種が少なく、他のエリアにも通勤には車が必要です。
栃木県那珂川町の独自の助成・補助金制度
栃木県那珂川町の独自の移住支援制度
定住促進住宅用地貸付事業「農ある田舎暮らし高手の里」 |
栃木県那珂川町の独自の住宅助成・住宅補助金制度
結婚新生活支援補助金 那珂川町木材需要拡大事業費補助金 地域資源情報バンク(空き家バンク) 那珂川町空き家取得費補助金 那珂川町空き家改修費補助金 那珂川町空き店舗等活用促進事業費補助金 浄化槽設置整備事業費補助金 那珂川町低炭素まちづくり推進設備等導入事業費補助金 木造住宅の耐震化への補助制度 |
栃木県那珂川町独自の子育て支援制度
出産・子育て応援給付事業(なかちゃん出産・子育て応援ギフト) 育児パッケージ贈呈事業 |
栃木県那珂川町の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助制度(入学準備金) 那珂川町児童生徒就学援助費 奨学金制度 |